こんにちはマサルです。
転職や定年など 退職は必ず誰もがします。
年休（有給休暇）をとってない人が多数だと思いますが、とれないのが現実。
そこで退職する時に1か月分の有給を消化して 会社を辞める方法を解説します。
私は今まで10回以上は転職してます。
その分だけ退職してます。
失業保険を使わなくても 1か月の給料をもらえる退職の仕方です。
退職は有給休暇も必ず同時にとる
半年以上 その会社で勤務を継続すると 法律で普通に有給休暇の権利がもらえます。
結論
辞めます。
ただし今月末ですが、明日から有給休暇を利用するので仕事は今日までです。
こんな、辞め方ができます。
悪用はモラルの問題ですが、自分の人生の選択なので 収入を確保しながら
次の人生への準備ができます。
退職届と退職願の違い
退職届と退職願の違いを 良く知らない人が多いです。
そりゃ 会社を正式な書面で辞める人が昔から少ないですからね。
普通は いきなり来なくなることがほとんどじゃないでしょうか。
退職願
退職願とは その名の通り 退職したいんですけど と相談するみたいなものです。
これは 口頭でじゅうぶんなもので 直接の上司（主任や係長や課長など）
自分の退職の意思を伝えるものです。
なので引き留められたり 保留されたり します。
大体が就業規則などで1か月前には と決められているところが多いようです。
退職届
退職届とは 会社を辞める時に提出する書類です。
なので 後戻りできず、会社も引き留めることはできません。
なぜなら 法律で決められてるからです。
14日前に提出すれば 会社は14日後には退職させなければいけないのです。
無断退職とかも 本当は会社に、退職届の書類を提出してもらわなければいけないのですが
音信不通がほとんどですから 一定期間のあとに会社で処理します。（事故や事件の可能性もあるから）
定年退職の時に提出するのが 一般的に知られてますね。
有給休暇
営業職であった 私は有給休暇などとったことがありません。
一般職でも なかなか有給をとられてる人は少ないんじゃないでしょうか。
法律では 勤続6か月で10日の年休が権利としてもらえ それを自由に使えます。
次に 入社1年6か月で11日もらえます。
昨年 有給をとってない人は繰越できるので 勤続2年の人は10日+11日で
21日の有給がとれます。
詳しくは 厚生労働省のホームページを参照してください
PDFなのでパソコンからしか閲覧できません。
退職時に年休もまとめて消化する
退職を考えた時に 今までの有給休暇を取得すればよかった と思ったりしませんか。
退職の時にしか 有給休暇を確実に消化することはできないんです。
時季変更権というのがありますから 通常勤務で1か月有給とります
なんて言ったら 支障がでるから認められない とねります。
しかし 退職となると時期の変更ができませんから 会社は時季変更権を行使できません。
4月1日に退職届を出す。
有給休暇の届も出す。
退職日は4月30日。
1か月 有給休暇で過ごせ転職活動や 自由な時間ができます。
私の場合の例
一身上の都合により4月30日をもって退職させていただきます。
年次有給休暇を4月1日より21日間使用します。
という 簡単な文章ですが有効です。
出勤日だけ有給休暇を使えるので 本来の休日は含みません。
なので その月の休みの分だけ申請すればいいのです。
退職届も14日前なので 退職日が1か月後なら法律的に問題なし。
ちなみに 私は月末の1日前を退職日に設定します。
退職した翌日が 社会保険の資格喪失の日になるので 4月30日だと5月1日が辞めた日になりますから
1か月余分に社会保険と 国民年金や健康保険に重複して支払うことになるからです。
このあたりも勉強しておきましょう。
まとめ
どうしても今の会社を辞めたい すぐに辞めたい。
そういう人は 退職届と有給休暇を 一枚の書面にて 内容証明郵便などで送ると
受け取り拒否が出来ないため 確実に退職でき 有給休暇をとることができます。
ただ 日数の計算とかは しっかりしてください。
保険証の返還方法も記載してくださいね。配達記録郵便でできます。
間違っても 退職日までに保険証を返還しないように。資格を放棄したとみなされますから。
